萩原流行さん妻「名誉回復」へ闘争宣言 過去の事故は「警察の逆恨み」

[ 2015年7月1日 16:19 ]

2度目の会見を行った萩原流行さんの妻・まゆ美さん

 4月22日にバイク事故で亡くなった俳優萩原流行さん(享年62)の妻、まゆ美さん(62)が1日、都内で記者会見を行った。死亡事故後、萩原さんの名前が悪い方向で報じられたとし「萩原流行の名誉の回復」を目指すことを明らかにした。

 5月22日の会見で、警察批判を繰り広げ、真相の究明を強く訴えていたまゆ美さん。今回会見するにあたり6月24日に受けた杉並署からの事故説明を「より詳しくお伝えする」とし、さらに「私の闘争の最終目的とその理由を表明する」との意向を示していた。

 ホワイトボードを使って、事故の状況を書き込みながら時系列で説明。まずは、根底にある警察への不信感として2年前の事故を挙げた。

 2013年1月、都内で萩原さんの運転する自動車が自転車と接触事故を起こして書類送検されたが、その後現場検証を行い、その結果、刑事罰はなく罰金も取られなかったという。このことで所轄の荻窪警察署は「面目をつぶされた」と指摘。同年10月に起こしたバイク事故などが後になって報道されたことを「警察の意図で、逆恨みだ」と非難した。

 まゆ美さんは「萩原流行という名前が、今年の3月から4月の1カ月足らずの間に、悪い方向で報じられた」と話し「萩原流行の名誉の回復、着せられた汚名をすすぎたい」と宣言。ひとまずは秋にも始まる公判まで静観する予定だが、そこで捜査の透明性など納得した説明がない場合は「刑事告訴も考える」と話した。

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2015年7月1日のニュース