大木凡人“奇跡の生還”見込まれ「フラチナリズム」に助っ人加入

　タレントの大木凡人（６９）が、８月１９日にメジャーデビューする４人組ロックバンド「フラチナリズム」に助っ人加入することになった。

　今年１月に死亡率の高い大動脈解離を発症したが、奇跡の生還。その生命力に感動し、パワーを注入してほしいと願ったメンバーが先月２９日に大木の自宅を訪れ、バンド入りを打診して実現した。

　フラチナリズムは演歌歌手のように居酒屋などで流しをやる異色ロックバンド。東京・八王子が拠点で、地元ではアイドル的な存在に成長し、八王子オリンパスホールで２０００人ライブを成功させた。満を持してメジャー入りしたが、８月末までの１２日間でデビューミニアルバム「裸一貫」を５０００枚売らないと契約打ち切りになるという。

　なりふり構わず力を借りにきたメンバーに対し「そんなの無理だよー」としぶっていた大木だが、好きな曲は何でも歌っていいという条件を聞き快諾。最後は病気を発症したトイレでメンバーと記念撮影し、「みんなでここからはい上がろう！」と気勢を上げていた。