朝ドラ「まれ」第7週平均は19・4% 横浜編スタートで微増

[ 2015年5月18日 10:02 ]

NHK連続テレビ小説「まれ」の主演を務める土屋太鳳

 NHK連続テレビ小説「まれ」(月~土曜前8・00)の第7週の平均視聴率は19・4%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが18日、分かった。5週連続“大台”割れも、第7週から「横浜編」がスタート。前週から0・2ポイント上昇した。

 各日の番組平均は11日18・2%、12日18・8%、13日21・3%、14日19・3%、15日19・9%、16日19・1%。週間平均は第1週20・6%、第2週21・0%、第3週19・7%、第4週19・9%、第5週18・4%、第6週19・2%と推移している。

 2014年度前期「花子とアン」で主人公の妹・ももを演じた女優の土屋太鳳(たお=20)がヒロイン。石川県能登地方で生活する生真面目な津村希(つむら・まれ)が、パティシエになる夢をかなえるため横浜市の洋菓子名門店で修業。試練を乗り越えながら、能登で自分の店と家族を持つ決心をする姿を描く。

 朝ドラ通算92作目。ドラマ「いま、会いにゆきます」などで知られ、2009年に橋田賞を受賞した篠崎絵里子氏(46)がオリジナル脚本を手掛ける。オープニングテーマ「希空~まれぞら~」は朝ドラ史上初となるヒロイン・土屋による作詞。9月26日まで、全156回。

 第7週は「横浜激辛プチガトー」。パティシエという夢に正直に生きることを決めた希(土屋)は、輪島市役所を退職。夢の原点となった、父・徹(大泉洋)がかつてバースデーケーキを買ってきた店を修行先に絞り、横浜に向かう。しかし、目指した店で出されたケーキは思い出の味と違った。あてもなくケーキの食べ歩きをする希が求める味に出会ったのは、横浜・中華街の中華料理店だった…という展開だった。

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2015年5月18日のニュース