大泉洋と戸田恵梨香「命の危機」にクレーム 原田監督は「遅い」

[ 2015年5月16日 17:37 ]

鏡開きを行う(左から)武田真治、内山理名、戸田恵梨香、大泉洋、満島ひかり、キムラ緑子、原田眞人監督

 映画「駆込み女と駆出し男」の初日舞台あいさつが16日、都内で行われ、俳優の大泉洋(42)、女優の戸田恵梨香(26)、満島ひかり(29)、メガホンをとった原田眞人監督らが出席した。

 故井上ひさしさんの「東慶寺花だより」を原案にした人情時代劇。映画撮影で印象に残ったシーンを聞かれ大泉は「首をつられるシーンが辛かった。ワイヤーはついていたが、監督の“カット”がかかるのが遅くて私、本当につられた。普段のお芝居だったらいいけど、生死を分けるシーンは早く言ってくれ」と監督にクレームを付けた。

 戸田も「命の危機」があったことを告白。「ひかりちゃんをおぶって石段を登るシーンがあったんですが、足元がおぼつかなくて、人の命を預かるってこういうことか、と思って緊張した」と明かし、「一歩上がるの大変なのに、監督のカットが遅くて、『まだかよ、まだかよ』と思ってやっていた」と明かし、大泉も「な、遅いだろ?」と語気を強めていた。

 2人からクレームを受け、監督は「モニターで見てて、スタッフみんな応援してた」と悪びれずに返していた。

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2015年5月16日のニュース