テレ朝、番組内で謝罪…NHK会長めぐる発言「適切でなかった」

[ 2015年4月1日 12:59 ]

 テレビ朝日は1日、報道情報番組「ワイド!スクランブル」の番組内で、3月17日の放送でコメンテーターが不適切な発言をしたとして謝罪した。

 報道フロアからのニュースを伝えた後、橋本大二郎キャスター(68)とともにMCを務める同局の大下容子アナウンサー(44)が「この番組で3月17日に報道内容についてお詫びがあります」と切り出し、「この日の放送ではNHKの籾井勝人会長が私用のゴルフに用いたハイヤー代をNHKが立て替えていた問題についてお伝えしました。その中で今回の問題を犯罪や業務上横領などとする発言がありました。こうした表現をしたことは適切ではありませんでした。番組として関係者並びに視聴者の皆様にお詫び申し上げます」と謝罪した。

 17日の番組では、教育評論家の水谷修さんが「業務上横領じゃないか」「すぐに自首してほしいくらい」などと発言した。

 テレビ朝日広報部は「事前に水谷さんから相談があったが、スタッフが適切な注意喚起をすることができなかった」としている。

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2015年4月1日のニュース