天龍 引退後は…滑舌悪いがタレント業に前向き「どんな仕事でもやる」

[ 2015年2月9日 13:58 ]

引退会見を行った天龍源一郎

 ミスタープロレスの天龍源一郎(65)が9日、東京・後楽園ホールで会見を開き、正式に現役引退を表明。体調面の不安からの引退を否定。引退後は「どんな仕事もやっていく」と話した。

 引退の理由に「ここまでプロレスラーを続けてこられたのはうちの家族の支えがあった。一番支えてくれた家内の病気があったので、今、身を引いて今度は俺が支えていく番だと思った」と妻の病気をあげた天龍。11年に腰部脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症の手術を受けて長期欠場したが12年12月に復帰していることもあり、ケガや体調面での不安もあるのではと思われた。これについては「それは違います」とキッパリと否定。「体調は上がってきているし、体調が悪かったら、むしろしがみついていたと思う。いろいろな意味でそろそろかなと思ったのが正直なところ。身内に恩返しをしたい。少しでも自分が身近にいることで手助けになれば」とあくまでもケガが理由ではないことを強調した。

 最近は「滑舌が悪い」としてバラエティー番組への出演も相次ぎ、人気者となったいる。引退後のタレント業への転身は「男が生きていくためには何でもする。引退すると決めたからには腹を決めて、いろんな仕事をやっていきたい」と前向き。一部で話題となったナレーションへの挑戦は「恐ろしい話です」と笑いながらも「(話があれば)やりますよ」とやる気を見せていた。

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2015年2月9日のニュース