大河「花燃ゆ」第6話は13・3% 前回自己ワーストから微増

[ 2015年2月9日 10:04 ]

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務める井上真央

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜後8・00)の第6話が8日に放送され、平均視聴率は13・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、分かった。

 初回(1月4日)の16・7%は1989年「春日局」14・3%、77年「花神」16・5%に次ぐ歴代ワースト3位発進。第2話13・4%、第3話15・8%、第4話14・4%、第5話12・8%と推移している。

 主演の井上真央(27)演じる主人公は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文(ふみ)。文は長州の尊王攘夷派の中心人物・久坂玄瑞と結婚し、死別後、群馬県初代の県令(現在の知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚。幕末の動乱の中、強い絆で困難を乗り越えた家族愛、松陰の志を継いだ若者たちの青春群像を描く。

 第6話は、文が野山獄の女囚・高須久子(井川遥)から実家・高須家への使いを頼まれる。久子には一人娘の糸(川島海荷)がいた。母に恨みを抱く糸は思わぬ行動に出る。一方、寅次郎(松陰)(伊勢谷友介)は重輔(泉澤祐希)を死なせたことに苦悩する。絶望と虚無感に支配された野山獄だったが、文のある行動が静かな変化をもたらそうとしていた…という展開だった。

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2015年2月9日のニュース