グラミー賞　サム・スミス４冠、「レット・イット・ゴー」にも賞

　米音楽界最高の栄誉、第５７回グラミー賞の発表・授賞式が８日（日本時間９日）、ロサンゼルスで行われ、最も注目される最優秀アルバム賞は米歌手ベックの「モーニング・フェイズ」が受賞した。同アルバムは最優秀ロックアルバム賞も受賞。

　日本からノミネートされていたシンセサイザー奏者、喜多郎や、レゲエユニット「スパイシー・チョコレート」は受賞を逃した。

　アルバム賞以外の主要部門では、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞が共に英歌手サム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー」に贈られた。スミスは最優秀新人賞など４冠を達成した。

　日本でも人気を博したディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」（原題は「フローズン」）の劇中歌「レット・イット・ゴー」がビジュアルメディアの最優秀ソング賞を受賞したほか、映画のアルバム「フローズン」が最優秀サウンドトラック編集賞に選ばれた。（共同）