NHK 移転候補地に神宮前、放送センター建て替え計画

[ 2015年1月29日 20:10 ]

 NHKが、老朽化で建て替えを検討している東京都渋谷区の放送センターについて、同区の神宮前地区を移転先の最有力候補として、土地を所有する東京都と交渉していることが29日、関係者への取材で分かった。

 これまでNHKは複数の移転候補地を検討していたが、立地の良さなどから同地区が選ばれたとみられる。交渉がまとまらない場合、現在地での建て替えとなる可能性も残されているという。

 NHKは新放送センターの耐震性を十分確保するとともに、「8K(スーパーハイビジョン)」など次世代技術への対応を図る。2025年の運用開始を目指している。

 東京都財務局財産運用部は「現時点で何も決まっていない」としている。

 候補地の神宮前地区は、JR渋谷駅と東京メトロ表参道駅の中間地で、現在の放送センターから約1キロ離れている。青山病院跡地にオープンした住宅展示場などがある一帯で、国道246号(青山通り)を挟み、向かいに青山学院大がある。

 放送センター建て替えを検討してきたNHKは、民放キー局の事例を参考に、費用として建物関連を約1900億円、番組制作の設備関連を約1500億円と試算。総額で約3400億円に上る巨額の建設費を想定している。14年度末見込みで約1千億円を既に積み立てている。

 代々木公園の南に位置する現在の放送センターは、1972年10月に本館が完成。現在は敷地内に本館と三つの別館、NHKホールなどがある。

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