南原清隆 座長の狂言公演「スキャンダルのせい」!?で今年は男一色

[ 2015年1月28日 18:59 ]

「現代狂言9」の公開稽古を行った南原清隆

 「ウッチャンナンチャン」の南原清隆(49)が座長を務める「現代狂言9」(2月7、8日、国立能楽堂など8公演)の公開稽古が28日、都内で行われた。

 南原と狂言師の野村万蔵(49)が「狂言とコントが結婚したら」をコンセプトに2006年から始めた公演で、今年で9年連続の開催。今回は野村が「来年の10年目に向けて、皆のスキルアップを図りたい」という意向で、「棒縛(ぼうしばり)」、「茸(くさびら)」と初めて古典を2つ並べた。

 「棒縛」に主演する南原は、見事な節回しも披露したが「装束を着けると毎日が発見で、今日も確実に2回ミスした。コントと違って、ばん回のしようがないことに気づいた」と苦笑い。「しっかりやろうと、1カ月前から眠りが浅くなっている。頭をセリフがグルグル回って、5時間睡眠が4時間半になった」とジョーク交じりに話した。

 公演には毎回、ヒロイン的な女性が出演しているが、「規律が大事。出演者が恋愛関係になっては困る」と今年は男一色。さらに「去年は結婚して離婚もするというスキャンダルがあったことも踏まえている」と、公演中に交際していた男性と結婚し、55日の“スピード離婚記録”を打ち立てた遠野なぎこ(35)をネタにして、笑いを誘っていた。

 なお共演は佐藤弘道(46)、ドロンズ石本(41)、「やるせなす」の石井康太(39)ら。

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