昨年の映画興収 「アナ雪」効果で6・6%増

[ 2015年1月28日 08:43 ]

大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」の一場面(C)2014 Disney.All Rights Reserved.

 日本映画製作者連盟(映連)は27日、2014年の映画概況を発表した。大ヒットしたディズニーアニメ「アナと雪の女王」がけん引役となり、邦画と洋画を合わせた興行収入(興収)総額は前年比6.6%増の2070億円。4年ぶりの2000億円台で、東日本大震災前の水準に回復した。昨年4月の消費税増税の影響はみられなかった。

 興収総額のうち邦画が占める割合は58.3%で、洋画を7年連続で上回った。邦画の興収1、2位は山崎貴監督の2作品「永遠の0」「STAND BY ME ドラえもん」で、いずれも興収80億円超。アニメは上位10本中6本を占めた。

 洋画は「アナと雪の女王」が国内歴代3位の254億円を上げたが、30億円を超す大ヒットは「マレフィセント」「GODZILLA ゴジラ」など5本にとどまった。

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