薬師丸ひろ子 2日間限りのプレミアムライブ、14曲熱唱で魅了

[ 2014年12月18日 04:00 ]

満員のファンの前で熱唱する薬師丸ひろ子

 大みそかの第65回NHK紅白歌合戦に初出場を決めた女優で歌手の薬師丸ひろ子(50)が16、17の両日、東京・六本木のビルボードライブ東京でライブを開いた。

 2日間限りのプレミアムライブ(全4公演)で、昨年12月4日に発売した女優デビュー35周年記念セレクション・カバーアルバム「時の扉」収録曲をメーンに、ピアノ、ギター、ベース、バイオリンというアコースティックな4人編成のバンドで歌うスペシャルステージ。

 オープニングは、12歳のときのピアノ発表会を再現しながら本人のピアノ演奏で始まり、ひとりの少女の物語を語りかけるように、ライブは「仰げば尊し」の歌唱からスタートした。

 ミュージシャンは、アルバム「時の扉」のレコーディングに参加したメンバーによるこの日限りのスペシャルセッション。今回のライブのために特別にアレンジされた演奏で、観客を魅了した。

 同会場でライブを行うのは初めてで、その動機を「このライブは、私個人が思いついたことです。昨年、“時の扉”というアルバムを作ったんですが、このアルバムの中の曲を皆さんにライブで聴いていただきたいと思っていたことがこのライブにつながりました。ホールのようなコンサートとはひと味違うこういう場を作りたいと思って今年に入ってから準備してきました」と説明。

 デビュー当時からの熱烈なファン約300人で満席の中、同カバーアルバムから「仰げば尊し」「故郷」「黄昏のビギン」「冬の星座」、往年のヒット曲から「メイン・テーマ」「探偵物語」「セーラー服と機関銃~ノスタルジアver~」、それにアンコールで「夢で逢えたら」など全14曲を熱唱した。

 途中、ステージ後方のカーテンが開いて、東京の夜景とイルミネーションが一望できるシーンもあり、約70分にわたって魅力を存分に発揮してみせた。

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