米倉涼子“ラストオペ”で涙のワケ 「実の父以上」岸部との絆…

[ 2014年12月18日 09:00 ]

「ドクターX」最終回、最愛の師匠の手術シーンで涙を流す米倉涼子(C)テレビ朝日

 米倉涼子(39)が主演を務めるテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)は18日、90分スペシャルで最終回を迎える。米倉演じる孤高のフリーランス外科医・大門未知子は、岸部一徳(67)扮する“最愛の師匠”神原晶の手術を担当。クールなヒロインが“ラストオペ”で初めて涙を流す。その裏には未知子と晶、ひいては米倉が「他界した実の父以上に慕っているかもしれない」と語る岸部との絆があった。

 ドラマは14日、千葉県内でクランクアップ。「しんみり1人で寂しく現場の皆さんとアップするのかと思っていた」という米倉を待っていたのは岸部だった。岸部は一足早く、午後3時ごろに撮影終了。オールアップまで約4時間、待機。米倉をねぎらい、2人で「イエーイ!」と小躍りし、喜びを分かち合った。

 日本医学界の頂点に立つ「国立高度医療センター」を舞台に、未知子が東西を代表する大学病院の覇権争いに巻き込まれる姿を描いた3年連続のシリーズ第3弾。最終回は、未知子が所属する「名医紹介所」の所長・晶が病に倒れ、手術適応外の状態。晶は自らの寿命を悟り、愛すべき弟子に「失敗させたくない」という思いから、未知子による執刀を拒絶する。しかし、未知子は師のオペを強く希望し、遂にはメスを握る…。

 米倉は「最終話の台本を読んだ時、たまらず泣いてしまいました」と告白。「未知子の中で晶さんは相当大きな存在。最終話の撮影をする中で再認識したのですが、彼女は思った以上に晶さんに甘えていて、ストレスを全部癒やしてもらっていたんですよね。未知子にとって晶さんは親にはできないような相談もできちゃう“特別な存在”なのですが、実はこれって私自身にとっての(岸部)一徳さんの存在とすごく重なるんです」と、その大切さを口にした。

 シリーズ開始当初は岸部のことが怖かったという。「すごくミステリアスな方なので、私のことを認めていただけているかどうか、とても不安で…。でも、今ではすべてを吸い込んでくれる、大きな一徳さんにすごく甘えていて、他界した実の父以上に慕っているかもしれないと思うほどなんです」。3年という歳月が、それほどの関係性を生み出した。

 晶の手術シーンは、未知子の心の揺れや覚悟を絶対に逃すまいと、通常行われるテストを飛ばし、本番に突入。未知子の目には涙。入魂の演技に、監督からも一発で力強い「OK」の声が飛んだ。

 「本番が始まった後は一連のシーンを途中で止めずに最後まで演じたこともあり、なおさら胸にこみ上げてくるものがありましたね。オペ技術の面でも感情の面でも、とにかく必死で、涙が流れ落ちたことも自覚していなかったんです」というほど集中していた。

 「今回の晶さんのオペは、今までの大門未知子にはなかった珍しいケースだと思います。『患者さんに治ってほしい』という思いは常に持っている未知子ですが、個人として患者に強い思いを寄せていて、感情的になりながらオペをするケースは初めて。1人の人間としての未知子も色濃く出ますし、また新しいオペシーンになったんじゃないかなって、私自身も本編を見るのが今から楽しみです」

 第1弾(2012年10月クール)は全8話平均19・1%、最終回24・4%。第2弾(13年10月クール)は全9話平均23・0%、最終回26・9%と大ヒットを記録。第3弾も初回から10週連続して20%の“大台”を突破。全10話平均22・3%とし、最終回を前に全話“大台”突破&今年の民放連続ドラマ全話平均1位の快挙に王手をかけた。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

 クランクアップした際、米倉は「次(続編)やろうかって気に今はならないですね」と完全燃焼を強調。3年連続で演じ、人気シリーズになった当たり役も“見納め”。未知子の“最後の勇姿”を目に焼き付けたい。

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