AKB東京D公演卒業発表ゼロ!こじはる「こんなんじゃ発表しません」

[ 2014年8月21日 05:30 ]

元気いっぱいのステージを披露する小嶋陽菜

 AKB48グループの東京ドーム3日連続コンサートが20日、最終日を迎えた。東京ドーム公演は12年8月24日の第1回以来、通算10回となり、女性歌手としては米国のマライア・キャリー(44)の9回を超えて史上最多となった。9年にわたってAKBを支えてきた初期メンバーの高橋みなみ(23)、小嶋陽菜(26)、峯岸みなみ(21)は万感の思いを込めて歌唱。注目された卒業発表は誰もしなかった。

 小嶋が4万2000人の熱い視線を集めたのが6曲目の「ハート・エレキ」(昨年10月発売のシングル)。AKBに入って8年で手にした自身初のセンター曲で、東京ドームで披露するのは初めてだった。

 グラウンド中央に設けられたステージの真ん中で、ソロパートを情感たっぷりに歌唱。途中から円形ステージがせり上がり、アリーナ席の観客から見上げられる形になった。「おまえら、本当にスケベだなあ!?」と叫ぶと、会場から「おまえもな!」の大歓声。事前に観客との間で取り決めていた言葉のやりとりだったが“アダルトキャラ”の小嶋だけに大盛り上がりとなった。

 続く7曲目では高橋が松井珠理奈(17)と一緒に「Bird」を披露。創設当初の目標だった東京ドーム公演を3年連続で行える喜びをかみしめるように歌った。

 今回の公演タイトルは「するなよ?するなよ? 絶対卒業発表するなよ?」。6月7日の選抜総選挙で「ここで卒業発表をしようと思いましたが…。しませ~ん!」と言った小嶋らの言動が注目された。アンコールのトークコーナーで、高橋が主要メンバーの意思をそれぞれ確認。小嶋は「今回はこういうタイトルになったじゃないですか。私はこんなんじゃ発表しません」と否定。峯岸も「あんなこと(スキャンダル騒動)があっても辞めなかった私ですよ。もう一花咲かせたい」と話し、高橋も「この一年で(ソロの)セカンドを出します」と活動継続に意欲を示した。

 高橋から「(AKBを)辞めてもやっていけるよ」と、むちゃ振りされた指原莉乃(21)は「まだまだタレントパワーが弱いので…」と苦笑いしていた。

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