能年玲奈 不良少女役「難しかった」母親との接し方も「違う」

[ 2014年8月16日 14:13 ]

映画「ホットロード」初日舞台あいさつで、笑顔であいさつする能年玲奈(左)と登坂広臣

 女優の能年玲奈(21)が16日、都内で行われた初主演映画「ホットロード」の初日舞台あいさつに共演の「三代目 J SoulBrothers」の登坂広臣(27)、木村佳乃(38)、小澤征悦(40)らと登壇。不良少女役を「難しかった」と振り返った。

 1980年代に累計700万部を超える大ヒットを記録した紡木たく氏の同名コミックが原作。10代の不器用な純愛と母親の愛を詰め込んだラブストーリーとなっている。

 主人公の不良少女、宮市和希を演じた能年は役づくりについて「難しかったです、すごく。ほとんど正反対かなと思ったけど、和希の一生懸命さには共感できたので、そこから広げていけたらと思った」と苦労を吐露した。

 木村演じる母親とは愛を求めるあまり対立する役どころ。「和希は感情でいっぱいいっぱいになって素直になれない子。私は、中学時代にはお母さんに言葉でストレートにぶつけていたので、そこが大きく違う。仲は良かったけど、毎日ケンカしてました」と自身の中学時代の母とのエピソードを披露。「楽観的なお母さんで私が悩んでいることに対して“どうでもいいや”みたいに振る舞ってくるのが当時は許せなかった」と当時を振り返りつつ、「でも、今は楽しいお母さんで良かったなと。そういう部分を受け継いでいる部分もあるので、今は感謝です」と母への感謝で締めくくった。

 舞台あいさつは日本最大規模となる全国216スクリーンで中継され、約1万5000人が同時に鑑賞した。「すごく青春が詰まった映画。その青春に共鳴して何か響いてくれたら」と全国のファンにメッセージを送った。

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