ローラパパ処分保留で釈放 潔白アピール、「オッケー」連呼

[ 2014年8月16日 06:00 ]

処分保留で荻窪署を出たローラの父親は報道陣に向かってダブルOK!?を披露する

 東京地検は15日、海外での診療費用の一部が還付される制度を利用して東京都世田谷区から療養費などをだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕されたタレントのローラ(24)の父親(54)=バングラデシュ国籍=を処分保留で釈放した。釈放後も任意で捜査を続ける。

 地検は「現時点では、起訴するに足る証拠がない」としている。

 同日午後7時15分すぎ、勾留されていた荻窪署から釈放された父親は、右手の親指を立て“サムアップ”で潔白をアピール。弁護士とともに迎えのタクシーに乗り込む際、報道陣がローラへのコメントを求めると「ローラ頑張ってね。パパも頑張るから。何も問題ないから」と笑顔を見せた。

 ローラの口癖でもある「オッケー」を連呼しながら、顔の両側で何度もOKマークを作った。タクシーの車内でも両手を振ったり、顔の前でOKマークを作り続けた。

 父親は、知人のバングラデシュ人の男性=詐欺罪で服役中=が2008年12月~09年1月、同国内の病院で治療を受けたとする虚偽の診療内容明細書などを世田谷区役所に提出し、海外療養費と高額療養費の計約87万5000円を詐取したとして、警視庁に逮捕されていた。

 警視庁によると、父親は逮捕時に「そんな事実はありませんし、私は100%関係ない」と容疑を否認していた。

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2014年8月16日のニュース