ローソン シネコン国内3位の「ユナイテッド・シネマ」買収

[ 2014年8月6日 12:14 ]

 ローソンは6日、複合映画館(シネマコンプレックス)で国内3位のユナイテッド・シネマを投資会社などから買収すると発表した。買収額は100億円強とみられる。収益の柱とするエンターテインメント事業の拡大を図る。

 買収するのはユナイテッド・シネマの持ち株会社の全株式で、子会社を通じて8月中に取得する。ローソンは映画チケットや関連グッズの販売のほか、ポイントカード会員に映画の割引券などの特典提供も検討する。

 ローソンは2010年、音楽・映像ソフト販売のHMVジャパン(現ローソンHMVエンタテイメント)を買収し、エンターテインメント事業の売上高は13年度に2600億円、営業利益は100億円。ユナイテッド・シネマの買収で18年度に売上高3500億円、営業利益150億円の達成を目指す。

 ユナイテッド・シネマは36カ所の映画館を運営し、売上高は年間200億円規模。

続きを表示

2014年8月6日のニュース