ゴマキ、凄腕ミセスに　歌って踊れて料理上手　しかも…

活動休止前ラストライブで笑顔を見せる後藤真希＝２０１１年１２月

　先月末に芸能活動を２年半ぶりに再開させた歌手の後藤真希（２８）が結婚することが２０日、分かった。後藤は結婚後、どんなミセス像を発信していくのだろうか。注目されるのは５つの「特長」だ。歌って踊れて、料理上手で、ゲームもうまく、しかも美人。こうしたミセスは、これまでの女性芸能人にはおらず、新しい存在になりそうだ。

　モー娘の登場以降、音楽界をけん引してきた女性アイドルの中でも、後藤は容姿、歌唱力、ダンスパフォーマンス、いずれも傑出した存在だった。しかし、自らが追い求めた場所には至らず、休業した。再開後は素顔の後藤真希で生きていこうと決め、そのスタンスを象徴しているのがブログだ。

　今月２日には体重を４３キロと公表。女性芸能人が体重を公にするのは異例で、話題となった。ほかにも、アニメ「妖怪人間ベム」のベラに扮した写真を唐突に載せたり、本来の自分を出していったところ、人気ブログになった。

　“ありのまま”を発信する中で、特に注目を集めているのが、プロも驚くほどの料理の腕前。一見うどんにしか見えない麺をこんにゃくで作った究極ヘルシースープ麺や、パティシエ級のデコレーションケーキなどを手作りし、完成した料理の写真を載せている。近所の人は「お母さんがやっていた居酒屋を手伝っていたからか、真希ちゃんは昔から料理上手で有名」と話した。

　芸能界屈指のゲームオタクとしても支持されており、プロゲーマーも一目置くほどの腕前。４月にはモンスターハンターの１０周年記念イベントに招かれている。一方で、２年半の休業のブランクを感じさせない美容法には女性たちが注目している。（１）歌唱力（２）ダンス（３）料理（４）ゲーム（５）美容という５つの「凄腕」を持った新たなミセス像。“ありのままのゴマキ”に注目だ。