氷室“引退”理由は両耳の聴力悪化「ある一定のトーン聞こえない」

[ 2014年7月20日 05:30 ]

氷室京介

 13日の山口公演中にステージ活動からの引退を宣言したロック歌手氷室京介(53)が19日、横浜スタジアム公演で、決断に至った理由を説明した。両耳の深刻な聴力の悪化が原因で、「人に寿命があるように、これが俺のミュージシャンとしての寿命」と話した。

 公演は、13日の山口・周南市文化会館で「次の横浜ツーデイズを最後に氷室京介を卒業する」と宣言して以来。アンコールに応えた後、「周南で俺の気持ちを中途半端に伝え、心配した人も多いと思う」と謝罪し、真相を語り始めた。

 7年ほど前から右耳の調子が悪くなり「利き耳が左だから、ライブなどでは左耳でカバーしていた」。しかし、今年2月からの今ツアーのリハーサルで左耳にも異常を感じ、「ある一定のトーンが、全く聞こえなくなった」と説明。ハーモニーの聞き取りなどに致命的な影響を及ぼすとみられ、深刻な不調が続いた。

 リハーサル段階で、近い関係者には「今ツアーがダメなら引退」という意向を伝えていたという。48公演目の周南公演は“運命の分かれ道”と位置付けた。

 「周南で思い通りのパフォーマンスができたらと頑張ったんだけど…。周囲のメンバーも完璧に支えてくれたのに調子が悪く、これ以上は無理だ、ってね」と、宣言直前の胸中を明かし「人に寿命があるように、これが俺のミュージシャンとしての寿命だと思った」と続けた。

 「自分なりの矜持(きょうじ)があって、ダサくても格好悪くても、ダウンしたら必ず立ち上がる。そうすれば、ぶざまから生きざまになる。でも今回は正直つらかった」と本音も。「“氷室京介”はおまえらがつくった氷室京介だと思ってる。だからきょう、あすでお返しする」と話し、20日の横浜スタジアムが大きな節目となる。

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