ろくでなし子 釈放一夜明け「怒りバネに 前向きに」支援に感謝

[ 2014年7月19日 14:25 ]

 自分の女性器の3Dデータを配布したとして、わいせつ電磁的記録頒布の疑いで警視庁に逮捕された芸術家・五十嵐恵(活動名・ろくでなし子)さんが釈放から一夜明けた19日、自身のツイッターを更新。支援に感謝するとともに「怒りをバネにし、前向きにこの経験をとらえていきたいです」などと心境をつづった。

 「今回、釈放されるまでに多くの人にご支援と励ましを頂きました。本当にありがとうございます」と感謝。「今回の逮捕拘留は大変つらい経験でした」と振り返ったものの「まだ闘いが終わったわけではありませんが、わたしはアートでもそうしてきたように、怒りをバネにし、前向きにこの経験をとらえていきたいです」とポジティブな気持ちを明らかにした。

 また「この度はご心配をおかけしました。昨日無事釈放となり、押収されていたものは携帯電話のみ戻りました。本来の予定では本日、ワークショップを開催する予定でしたが、このような状況のため、叶わなくなりました。ご予約を頂いていた皆さまには大変申し訳ありません」と謝罪した。

 前日18日には東京都内で記者会見。「自分の性器がわいせつだとは考えていない。不当な逮捕だ。女性器がわいせつだという日本の常識はおかしい。私の体は私のものだ。男性目線から見たわいせつ性を付加するのはやめてほしい」などと訴えた。

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2014年7月19日のニュース