「ファウルじゃねえか!」“松木節”健在も…後半トーンダウン

[ 2014年6月25日 07:13 ]

松木安太郎氏

W杯1次リーグC組 日本1―4コロンビア

(6月24日 クイアバ)
 ワールドカップ1次リーグ最終戦でサッカー解説者の松木安太郎氏(56)がついに日本戦の解説に登場。視聴者の期待に違わぬ“松木節”を連発した。

 この日はFW大久保の1トップ起用について「(ポジションが)ぐるぐる回るでしょうね!」FW本田への厳しいプレスに対し「ファウルじゃねえか!」、DF今野がPKを献上した場面は「ボールに行ってるでしょー、あぁ?」、本田のFKが惜しくも枠外に外れた時は「いやー、入ったと思ったよ」、岡崎の同点ヘッドに「よし、よーし!」。前半から居酒屋にいるかのような持ち味の“応援解説”を連発した。

 後半に入ってからも、コロンビアのMFハメス・ロドリゲスの際どいFKに「いいボール蹴るなあ、おい!(外れて)ラッキー」、FW岡崎が肘打ちを食らいながら笛が鳴らなかった場面は「おい!おい!おい!」。試合が劣勢になると松木氏も徐々にトーンダウンし、3点目を奪われると「相手にボール奪われた後がね。シュートで終わりたい、できなかったことが失点の要因になりました」と力無く解説した。

 試合が終わると「根底の戦うという意識、これを評価の中に入ってこないといけないと思う。この大会(を通じて)、考えていったらいいんじゃないですかね」と総括した。

 戦況解説は中山雅史氏(46)、名波浩氏(41)の2人に任せ、松木氏は心置きなく“自身の仕事”に専念。インターネット検索サイトのヤフーが公開している急上昇ワードでも試合中はほぼトップ3に入り続けた。

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2014年6月25日のニュース