シカゴにルーカス博物館 後世に映画芸術伝える、18年完成

[ 2014年6月25日 10:41 ]

 人気映画シリーズ「スター・ウォーズ」で知られる米映画監督ジョージ・ルーカス氏は24日、声明を出し、後世に映画芸術を伝えるため、自らの名前を冠した博物館をシカゴに建設すると発表した。カリフォルニア州のサンフランシスコ、ロサンゼルスとの間で誘致合戦が続いていた。

 名称は「ルーカス物語芸術博物館」。映画に関するルーカス氏の所蔵品に加え、映像の歴史などに焦点を当てた展示になる見通しで、2018年のオープンを目指す。ルーカス氏は「シカゴとパートナーを組めて光栄だ」と述べた。

 ルーカス氏の出身地で映画産業も盛んなカリフォルニア州の2都市が外れた理由の一つに、妻がシカゴ出身の有力者である点を指摘する見方がある。ルーカス氏は当初サンフランシスコを考えていたようだが、用地選考がうまく進まなかった。シカゴは中心部に近いミシガン湖沿いの立地を想定している。(共同)

続きを表示

2014年6月25日のニュース