有村架純 初舞台でジャンヌ・ダルク!ショートヘア姿も披露

[ 2014年4月28日 05:30 ]

舞台「ジャンヌ・ダルク」で主人公ジャンヌ・ダルクを演じる有村架純

 ブレーク中の女優有村架純(21)が、舞台に初挑戦する。10月に東京・赤坂ACTシアターで上演される「ジャンヌ・ダルク」で、初舞台ながら主人公のジャンヌ・ダルクを演じる。このほど撮影した宣伝用写真では、これまでのイメージとはがらりと違うショートヘアと勇ましい鎧(よろい)姿を披露。「新しい自分に出会えるのが楽しみ」と、稽古開始が待ち切れない様子だ。

 有村は昨年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で注目を集め、現在はドラマやCMに引っ張りだこ。そんな大注目株が初舞台で演じるのは、15世紀のフランスで過酷な運命を生きた少女ジャンヌ・ダルクだ。

 数万の兵士を率いてフランスの危機を救い国民的英雄となりながらも、異端者のらく印を押され、19歳で火刑に処せられたジャンヌの生涯を描く作品。ジャンヌの運命の鍵を握る国王シャルル7世には「少年隊」の東山紀之(47)という豪華な布陣。群衆役の約100人が舞台上を駆け抜けるなど、迫力ある演出も予定されている。

 9月から始まる稽古を前に、このほどポスターなど宣伝用の写真を撮影。有村はこれまでのロングヘアで愛らしい笑顔から一転、ショートヘアのかつらに鎧で勇ましい表情を見せ、早くもジャンヌになりきっている。ジャンヌについて「まだ少女なのに、どうしてそこまで信念を貫き通せたのか本当に不思議ですが、尊敬もしています」と話した。舞台への進出については「大勢のお客さまの前で全力を出し切れた時、どんな新しい自分に出会えるのかが本当に楽しみ。がむしゃらな気持ちで一つの目標に向かっていく姿を見せられたらと思っています」と気合をみせた。

 演出を務める俳優の白井晃(56)は有村の起用理由を「穏やかながら芯の強さ、静かなる精神の強じんさと、人を受け入れる寛容さを持ち合わせていると感じ、それが人々の気持ちを動かすジャンヌにつながっている」と説明。東山は「有村さんの真っ白な魅力と僕とが化学反応を起こすことで、この舞台がどんな色になるのか。その変化も見てみたい」と共演を楽しみにしている。

 公演は10月7~24日に赤坂ACTシアター、11月15~18日に大阪・オリックス劇場など。

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2014年4月28日のニュース