細野晴臣 大瀧詠一さんへ「はっぴいえんど またやりましょうよ、またね」

[ 2014年3月22日 05:30 ]

大瀧詠一さんお別れ会の祭壇。遺影は1982年撮影。TBSラジオ「Go!/Go! Niagara」収録時の写真

 昨年12月30日に解離性動脈瘤(りゅう)のため死去した歌手大瀧詠一さん(享年65)のお別れ会が21日、東京都港区のSME乃木坂ビルで開かれた。細野晴臣(66)をはじめ「はっぴいえんど」の3人らが参列した。

 弔辞は鈴木茂(62)ら、はっぴいえんどの3人が読んだ。松本隆(64)は「僕の言葉と君の旋律は毛細血管でつながっていると思いました。片方が肉体を失い、残された方は心臓を素手でもぎ取られた気がします」。細野は「昨秋頃から今なら、はっぴいえんどをもう一度できると思っていた矢先だった。またやりましょうよ、またね」と遺影に語り掛けた。

 白い花で彩られた祭壇には82年のラジオ収録時に撮影され、楽しそうにほほ笑む遺影。77年6月20日の渋谷公会堂公演や、76年2月撮影のプロモーション映像なども13分間紹介された。

 伊藤銀次(63)、佐野元春(58)のナイアガラ・ファミリーら約250人が参列。終了後は1000人以上のファンが献花に訪れた。

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2014年3月22日のニュース