向井理「S(エス)―最後の警官―」最終回は12・7%

[ 2014年3月17日 10:32 ]

 向井理(32)主演のTBS系連続ドラマ「S(エス)―最後の警官―」(日曜後9・00、最終回は後8・54)の最終回が16日に放送され、視聴率が12・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。最終回は15分拡大で放送され、前回の第9話から2・7ポイントの大幅下落となった。

 初回18・9%、第2話15・2%、第3話16・1%、第4話12・9%、第5話12・1%、第6話12・6%、第7話12・9%、第8話11・2%、第9話15・4と推移し、全10話の平均は14・2%だった。

 同名漫画(原作・小森陽一、作画・藤堂裕)を原作とした警察の特殊部隊を舞台にしたドラマ。向井は元プロボクサーのパンチを武器に素手で相手を制する肉体派警官で架空の警察庁特殊急襲捜査班(NPS)の隊員・神御蔵一號を演じた。一方、主人公と激突する警視庁の特殊部隊「SAT」の凄腕のスナイパー・蘇我伊織を綾野剛(32)が演じた。放送開始前にすでに映画化が決定している。

 そのほかの共演は吹石一恵(31)大森南朋(37)池内博之(41)土屋アンナ(29)ら。 最終回は、国内の要人10人が拉致されるテロ事件が発生し、犯行声明から正木(オダギリジョー・38)を首謀者とするテロリスト集団の犯行であることが判明。人質解放のタイムリミットが翌日に迫る中、一號は正木からの思わぬ接触を受けるも、カウンターを受け、気絶してしまう。誘拐犯の潜伏先を突き止めた蘇我らSATが現場へ。次々とポイントをクリアしていく中、蘇我はある違和感を覚える。同じ頃、都内で演奏会が行われているホールが占拠される事件が発生。SAT不在の中、出動することになった一號らNPSだが、「確保」を信条とするはずが、なぜか上層部から正木らの制圧を命じられて…という展開だった。

 放送開始前から映画化が発表されていた同作。エンディングには、映画版の2015年の公開が発表された。

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2014年3月17日のニュース