国分太一キャスター“映らない涙”伝えたい 12日に現地入り

[ 2014年2月9日 10:49 ]

 TOKIOの国分太一(39)がソチ五輪の熱気を現地からお茶の間に届ける。フジテレビ五輪中継キャスターとして、14日のフィギュアスケート男子フリーなどをリポート。10年間取材してきたフィギュアは特に思い入れの強い競技だ。12日の現地入りを前に「カメラに映らない、選手の内面を伝えたい」と意気込んでいる。

 インタビュー中に何度か“逆取材”された。「ソチはホテルがなかなか取れないみたいですね」「スポニチさんは何人くらい記者が行ってるんですか?」。12日からの現地取材に対する意欲が伝わってくる。

 五輪中継の現地キャスターを務めるのは2年前のロンドン五輪に続いて2度目。冬季大会は初めてで、金メダルが期待される14日のフィギュアスケート男子フリーなどを担当する。

 フィギュアは、キャスターとしての活動を始めた04年の全日本選手権から10年間追い続けてきた。男子代表に選ばれた高橋大輔(27)、町田樹(23)、羽生結弦(19)の3人の名前を挙げると、言葉に力がこもった。

 「代表3枠はいまでは当たり前のようだけど、(06年)トリノの時は1枠だった。これまで織田信成くんたちが世界と戦ってきたから、日本は普通に3枠を獲れるようになった。歴史を考えると感慨深い」

 代表を逃した織田の名前を口にしたのには理由がある。昨年12月の代表選考を兼ねた全日本選手権。フリーの演技で得点を伸ばせなかった織田が、次に演技を控えていた高橋へ声を掛けたシーンが忘れられないという。

 「“大ちゃん、頑張れ”って泣きながら言ってるんですよ。代表に選ばれないと自分で悟って。フィギュアは個人のスポーツだけど、チームで戦っているということを凄く感じましたね」

 「一番身近な選手」というのが高橋。「大輔くん」と下の名前で呼び、一緒に食事するなどして交流を深めてきた。昨年12月の練習中に高橋が右足を負傷したことに触れ「本人は“ケガをして良かった”と言ってるけれども、本当に良かったと感じるのは、ソチでメダルを獲った時だと思う。僕らからも何とかメダルをプレゼントしたい」と熱く語った。

 「スポーツで一番好きなのは選手の内面や感極まる瞬間」。10年間のフィギュア取材を通じ、素人には分かりづらいジャンプの回転不足や得点の評価など技術的な部分も分かるようになったが、選手の精神面が毎試合違うことにもっとも驚きを感じるという。キャスターとして意識している点は、そうした感情をいかに分かりやすく視聴者へ届けるかだ。

 「演技にいく前にコーチと何を話していたのか。演技後なら、選手にカメラが向いてる時に、コーチは泣いているのかガッツポーズしているのか。そういうところをしっかりと見ておきたい」

 国分キャスターがどんな視点で五輪を伝えるか楽しみだ。

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