ポール初の懸賞 手にしたのは日馬富士

[ 2013年11月21日 18:13 ]

 大相撲九州場所12日目(21日、福岡国際センター)の結びの一番、横綱・日馬富士と関脇・栃煌山の取組に来日中の元ビートルズの人気歌手ポール・マッカートニー(71)の懸賞旗が初めて5本、土俵を一周した。

 懸賞旗はマッカートニーが10月に発売したアルバム「NEW」を宣伝する図柄で、職人の手で急ピッチで制作され、この日に間に合った。館内には「ポール・マッカートニー、NEW発売中」とアナウンスされ、拍手と歓声が巻き起こった。

 取組は日馬富士が寄り切りで勝ち、ポールからの初の懸賞金5本を手にし、横綱白鵬とともに全勝をキープした。

 公演で来日中のマッカートニーは相撲好きとして知られ、14日の5日目の取組を観戦した。その際に懸賞について「あれは勝った力士が全部もらうのか」などと興味を示したといい、日本相撲協会は20日にポールが懸賞金を出すと発表した。1本6万円の懸賞が懸けられるのはこの日に続き13日目、千秋楽で、いずれも結びの一番に5本ずつ。

 この日、ポールは11年ぶりとなる日本での最終となる公演を東京ドームで行った。

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2013年11月21日のニュース