市川染五郎 波乱の年振り返る「大変な年でしたが充実」感慨深げ

[ 2013年11月21日 05:30 ]

新作歌舞伎の舞台となる東慶寺を訪れた市川染五郎

 歌舞伎俳優の市川染五郎(40)が20日、新作歌舞伎「東慶寺花だより」の舞台である神奈川県鎌倉市の東慶寺を訪れた。

 縁切り寺として有名で、紅葉シーズンは観光客も多い。初めて訪れた染五郎は「たくさんの人が来ていて、そういう(縁切りの)用事があるのかと思ったけど、とてもきれいなところですね」と笑顔。

 井上ひさし氏の小説が原作で、来年1月2日初日の「初春大歌舞伎」(東京・歌舞伎座)の夜の部で上演。2月に転落事故から約半年ぶりに舞台復帰するなど波乱の1年を振り返り「とても大変な年でしたが、その分充実していた」と感慨深げに話した。

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2013年11月21日のニュース