波瑠　夏目雅子さんの墓前に誓う「多くの人を笑顔に」

夏目雅子さんの墓前を訪れた藤原竜也と波瑠

　作家伊集院静氏（６３）の自伝的小説が原作のテレビ朝日のスペシャルドラマ「いねむり先生」（１５日後９・００）で、故夏目雅子さん（享年２７）を演じる波瑠（２２）が１１日、都内の夏目さんの墓前を訪れた。

　伊集院氏が前妻の夏目さんの死後にすさんだ生活を送る中、直木賞作家の故色川武大氏と出会い、希望を見つける物語。夏目さんは８５年９月１１日に急性白血病のため他界。この日が命日で、波瑠は「“夏目さんのように、多くの人を笑顔にできる女優になれるように頑張ります”と心の中で言いました」と話した。同席した主演の藤原竜也（３１）は「完成の報告ができてよかった」とホッとした表情で語った。夏目さんの兄の小達一雄氏は同局を通じ「映画やドラマを通して、これからも夏目雅子は生き続けます」とコメントした。