食品の風評被害防止へ 秋吉久美子「東北未来がんばっぺ大使」に 

[ 2013年9月12日 17:39 ]

 東京電力福島第1原発事故による東北産の食品の風評被害を防ぐため、消費者庁は12日、福島県いわき市で育った女優の秋吉久美子(59)を「東北未来がんばっぺ大使」に任命した。

 森雅子消費者行政担当相から委嘱状を受け取った秋吉は「食品の産地ではなく(放射性物質の)数値を見て判断してほしい。基準をクリアした安全な物しか(市場には)出ていないので、安心して買って食べてもらえれば」と話した。

 秋吉は今後、大使として東北の農家や流通業者らを訪問し、現場での取り組みを見学。消費者庁はその様子をリーフレットにまとめ、食品と放射性物質に関する説明会などで配布する。

 秋吉は静岡県生まれで、幼い頃から高校卒業までいわき市で育ったという。

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2013年9月12日のニュース