舞台中止…高橋茂氏、強気の提訴「アンナがおじけづいた」

[ 2013年8月10日 06:00 ]

土屋アンナの言い分は事実ではないと主張する高橋茂監督

 土屋アンナ(29)の舞台中止騒動で、監督の甲斐智陽こと高橋茂氏が9日、土屋が稽古に参加しなかったため舞台が中止に追い込まれたとして、土屋と所属事務所に約3000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 高橋氏は都内で会見し「土屋が舞台におじけづいたか、稽古が嫌になったにすぎない」と厳しく非難。舞台の原案となった著書について「原作」とうたって出演者を公募していたことには「単なる(字の)打ち間違い」と主張した。

 高橋氏は訴状提出後の午後4時から、担当弁護士の伊藤芳朗氏とともに約1時間30分にわたって会見。白髪交じりの茶髪だった髪を黒く染め、顔にはファンデーションを塗るなどメークを施し、気合十分で臨んだ。

 報道陣には12ページにわたる訴状、土屋の所属事務所と交わした出演契約書のコピーを配布。訴状の要点は4点。(1)土屋が無断で稽古に参加しなかったため公演が中止となった(2)土屋は原案者の許可がないと主張しているが、許可はある(3)稽古不参加は原案者とは関係なく、ただの怠慢(4)出演契約書に稽古参加の条項があるため債務不履行である――という主張だ。

 訴状によると、土屋は12回参加を予定していた稽古に3回だけ参加し、7月18日以降は無断で欠席。参加を再三要請したが、土屋側から連絡もないため、先月29日に公演を中止にしたという。

 土屋を怠慢とした点については、高橋氏は参加した稽古を振り返り「セリフや歌の歌詞も覚えていなかった。舞台に立つ役者としては考えられない怠慢。やる気があったとは思えない」と強調。土屋側は原案の「日本一ヘタな歌手」の著者濱田朝美さん(31)の許可がないため稽古に参加しなかったと主張したが、伊藤弁護士は「自分が稽古に出ないための口実にすぎず、トラブルの発端になったとは思っていない」と断じた。

 会見では、提訴以外の解決法を模索したことも強調した。伊藤弁護士は今月1日に土屋側の弁護士と電話で会談。「悪口の言い合いはやめる」「示談」などと提案したが折り合わなかったという。それ以降は一切連絡がないため、やむを得ず提訴したとした。

 高橋氏は食い違う主張に関しても言及。争点となった「原作」か「原案」かについては、昨年4月の企画段階から「原案」だったと強調。だが、今年2月に開かれた出演者オーディションの参加募集告知や、同4月に発表した公演情報などには「原作」と明記されていた。これについては「ただの間違え」と主張。文章を書いた人が「原作と原案の違いをよく分かってなかったんじゃないかな」とし、自身に責任はないと強調した。

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