川越シェフ 騒動謝罪「自身の発言、行動に責任と自覚を持って活動」

[ 2013年6月17日 16:31 ]

「ブログ」で「食べログ」についての発言を釈明した川越達也シェフ

 テレビのバラエティー番組などに多数出演している人気シェフの川越達也氏(40)が17日、公式ブログに株式会社TATSUYA KAWAGOEの名で「当社よりご報告」と題した文書を掲載、5月19日に公開された雑誌「サイゾー」のインタビュー記事での川越氏の発言に対し、ネット上で非難の声が上がっている件について改めて釈明した。

 問題となったのはインタビューで「食べログ」のような評価サイトについてどう思われるか、との質問に「くだらない」と切り捨て、その理由として「何をわかって書いているの?と思いますね。年収300~400万円の人が高級店に行って批判を書き込むこともあると思う」などと発言したこと。

 これが「低所得者をバカにしている」などと受け取られ、ネット上で批判の的となったが、これに対して「年収300~400というのは、一般的なお客様を表現したということであって、バカにしたというような意味合いでは全くございません」と説明。「ただ、今回具体的な数字を出してしまったことで、皆様に誤解を与えてしまったことに関しまして、心より反省しております」と謝罪した。川越自身が、日本の平均所得を300~400万円と理解していたことから、一般的なお客様を前述のように表現してしまったとしている。

 また「川越氏のレストランは無断で水800円も取られる」という「食べログ」の記事については「数年前の記事」で「ミネラルウォーター」の値段ではないか?とし「イタリアやフランスのお水であることが多く、800~1500円のお値段(サイズにより)が通常、レストランがお客様に頂戴しているお値段です」と説明した。

 川越氏はこの朝にテレビ出演して今回の件の誤解を弁明。その後、午前中「お騒がせしました」とエントリーしたブログの中でも「改めてネット社会、情報社会、雑誌での活字が独り歩きしていく怖さを痛感いたしております」とつづり、会社名で掲載した文書では「今後このようなことが無いよう、自身の発言、行動に更に責任と自覚を持って活動させていただきます」とも記している。

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2013年6月17日のニュース