由紀さおり 6日間コンサートで44曲メドレーも

[ 2013年6月17日 21:43 ]

自宅の部屋に見立てたセットで歌を披露する由紀さおり

 歌手・由紀さおり(64)が、今月18日から同23日までの6日間にわたって東京・港区の赤坂ACTシアターで「由紀さおり ドラマティックコンサート2013 PANDRA」(全7公演)と銘打ったコンサートを開くことになり17日、同所でゲネプロを行った。

 今回の公演は2部構成で、第1部は「由紀さおりの部屋」を舞台に作り、プライベートな語りと最新アルバム「スマイル」の楽曲などを披露。第2部は、44年間の歩みを歌で綴る44曲メドレーをメーンに、エンターテイナーとしての由紀さおりの世界が存分に楽しめる見どころいっぱいのステージになっている。

 また、アルバム「スマイル」でアレンジを手がけた川口大輔(作曲家、ピアニスト)の呼びかけで、樋口直彦(ギター)をはじめ、波多江健(ドラムス)、大神田智彦(ベース)、伊澤一葉(キーボード)らJ―POPシーンで活躍中の実力のある若いミュージシャンたちが参加し、サウンド面でも注目のステージだ。

 曲目は、代表曲「夜明けのスキャット」をはじめ1部と2部を合わせて全64曲を2時間半にわたって披露する。

 開演前から同公演に意欲満々の由紀は「1部は、私の自分の家の部屋を見立てたセットを作っていただいて、その中で日々、自分がどういうふうに暮らしているかを、漫談に近いようなおしゃべりをしながら見ていただき、途中で我が家に可愛らしいペットが来たりもします。2部は、デビューして今年で44年目を迎えますので、44曲をメドレーで歌うコーナーが約14分ありますが、そこが見どころです。私にとって6日間のステージというのは初めてですが、私自身も楽しみたいですし、何が起こるかわかりませんが、そういうところも見どころだと思いますので、ぜひ皆さんに見ていただきたいですね。元気で、ステージでキャッキャッ言いながら笑って跳ねて、脱いだりもしますので、ふだんの私のコンサートとは違った私をぜひ見に来てください」」と話していた。

 全7公演で約9000人を動員予定。

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