通天閣地下劇場、6月末で閉鎖…叶麗子「諦めず署名活動を」

[ 2013年5月19日 06:00 ]

閉鎖が検討されている大阪・通天閣の地下劇場の存続を訴え、署名活動をする歌手の叶麗子(左)

 NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」の舞台となり、歌謡ショーで人気を集めた大阪・新世界の通天閣地下劇場が6月末で閉鎖することが18日、決まった。

 同劇場で寄席と歌謡ショーを行っていた松竹芸能が、7月に大阪・ミナミに「道頓堀角座」を開場するため、公演日数を減らす最終案を提示したことを受けての決定。通天閣観光の西上雅章社長は「週1、2日の稼働ではもったいない。劇場の役割は終わったのではないか」と説明した。今後は幅広い年齢層を呼び込める利用方法を検討する。

 この日“通天閣の歌姫”こと叶麗子(50)が劇場前で署名活動を展開。約700人分を西上社長に手渡し、「ここで歌いたい。諦めず署名活動を続け、10万人分くらい集める」と存続を訴えた。

続きを表示

2013年5月19日のニュース