原田知世 “復興の器”でコーヒーブレークを

[ 2013年5月17日 06:00 ]

当主の加藤文夫さんから窯の状況について聞く原田知世(左)

 女優の原田知世(45)が16日、宮城県亘理郡の窯元「末家(ばっけ)焼ひろ窯」で行われた味の素ゼネラルフーヅ(AGF)の「<ブレンディ>東北 器の絆プロジェクト2013」の立ち上げ式に参加した。

 同プロジェクトサポーターに就任した原田は、東日本大震災で被災した「末家焼ひろ窯」を初訪問。当主の加藤文夫さん(63)と妻のひろ子さん(59)から、被災して一部が使用不可能となった窯の状況について聞くと「いろいろお聞きして、本当に大変な思いをされたんだなと分かりました。復興のお手伝いと、ブレンディとともにくつろぎのひとときをお届けしたいと思う。また、ここからいい作品ができるようお祈りしている」と口元を引き締めた。

 2年目を迎えた同プロジェクトは1杯のコーヒーとそれを楽しむ器を通し、おいしさとくつろぎを届けることで、東北地方の伝統文化や地元産業の復興支援に協力。「末家焼ひろ窯」が修復予定の今秋には、同窯で制作された器を使用した茶会を開催する方針だ。

 この日は、その茶会にオリジナルの菓子を提供する「kazunori ikeda individuel」(仙台市青葉区)のパティシエ、池田一紀氏(36)らも出席した。記念撮影に臨んだ原田は「ここに来られて良かった」と力を込めた。

続きを表示

2013年5月17日のニュース