早乙女太一 日替わり舞台 渋谷で大衆演劇1週間

[ 2013年5月17日 06:00 ]

渋谷・パルコ劇場で異色の日替わり公演を行うことになった早乙女太一

 演目が“日替わり”する舞台に、大衆演劇の俳優早乙女太一(21)が主演する。東京・渋谷パルコ劇場で来月18日から1週間上演される「SEVEN DAYS」。宮沢りえ(40)の代役舞台が話題になった中、毎日演目が変わる異色の公演も注目を集めそうだ。

 総合演出を務める岡村俊一氏によると、若者になじみの薄い大衆演劇が渋谷で上演されるのは初めて。「次郎長旅日記」「弁天小僧」など、代表的な5演目を日替わりで披露する。

 もともと、演目が毎日変わるのは大衆演劇の特徴。観客が連日にわたって劇場に足を運んでも、楽しめるようにするための工夫だ。今回の公演ではほかにも舞踊ショーを組み合わせたり、舞台と客席の距離をできるだけ近づけるなど、大衆演劇ならではの演出を随所に盛り込む。

 岡村氏は「日本の伝統芸である大衆演劇と、近代的な渋谷の劇場を組み合わせることで、大衆演劇の素晴らしさを見直すきっかけにしたい」と話している。

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