蜷川幸雄氏明かした 宮沢りえ代役出演の理由は「男気」

[ 2013年5月17日 07:07 ]

舞台「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」公開稽古に出席した蜷川幸雄氏

 演出家の蜷川幸雄氏(77)が16日、さいたま市内で会見し、宮沢りえが舞台「おのれナポレオン」に代役出演した理由を「男気」だったと明かした。

 この日に初日を迎えた舞台「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」の会見。蜷川氏は、りえから電話で代役出演の報告があった際に「男気よって言っていた」と明らかにした上で「2人の作家(主演の野田秀樹氏、作・演出の三谷幸喜氏)に迫られたら、やらざるを得ないけどね」と話した。

 無事に代役を務め上げた後にも連絡があったそうで「何度もくじけそうになったと言ってた。りえちゃん、偉い、凄い」と称えた。

 「鴉よ…」は、平均年齢74歳の演劇集団によって19日まで、さいたま芸術劇場で上演され、30日にパリ公演が行われる。蜷川氏は「集団演技が見どころ」とアピールした。

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