AKB新伝説だ!今夏、女性グループ初の5大ドームツアー

[ 2013年4月29日 06:00 ]

AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!最終日

(4月28日 東京・日本武道館)
 AKB48が7月から女性グループとして初めて5大ドームツアーを開催することを28日夜、発表した。東京・日本武道館で行われた公演のアンコールでサプライズ発表。7月20日の福岡ヤフオクドームで開幕し、8月22~25日の東京ドームまで11公演を行う。また、HKT48の指原莉乃(20)がHKT48劇場支配人を兼任するなどグループの“人事異動”も発表された。

 この日夜の武道館公演のアンコールで発表。猪瀬直樹東京都知事が出演した映像が流れ、都が2020年の東京五輪招致を目指していることを踏まえ、「五輪は5つの輪がシンボル。AKBは5大ドームコンサートを次の目標として走ってください」と告知した。

 事前にメンバーには知らされておらず、総監督の高橋みなみ(22)はその場にしゃがみこんでうれし泣き。悲願の東京ドーム公演を昨夏成功させた後に「次に何を目標に進んでいけばいいか正直、悩んでいた」と打ち明け、「今だからこそ立ちたい。そんな簡単なことではないが、夏はあっという間にやってくるので、楽しい時間を皆さんと共有したい」と力強く語った。

 女性グループによる5大ドームツアーは初。これまでMISIA(34)と安室奈美恵(35)が女性歌手としてツアーを成功させている。AKBは11年7月に西武ドームでも公演を開催。今夏のツアーを完走すれば、B’z、Mr・Children、EXILEに続き史上4組目、女性歌手として初の6大ドーム完全制覇になる。

 関係者は5大ドームツアーの位置づけを「前田敦子卒業後のAKBの進化を見せる絶好の舞台」と説明。「この1年でさらに成長した姿を全国の皆さんに見せてくれる」と期待を寄せた。

 この日のステージは昼夜2公演が行われ、新曲「さよならクロール」(来月22日発売)を初披露。AKB48グループの研究生だけで6月5日に日本武道館公演を行うことも発表された。

 また、卒業を発表していた仁藤萌乃(20)は夜の公演で活動を終了。約1万1000人の「もえのコール」に涙を浮かべ「これからもよき仲間でよきライバルでいてください」とあいさつし、5年の活動に別れを告げた。

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2013年4月29日のニュース