“史上一番泣ける舞台”小説化 宅間孝行執筆「くちづけ」

[ 2013年4月29日 06:45 ]

2010年に上演された舞台「くちづけ」のワンシーン。中央が宅間孝行

 昨年解散した劇団「東京セレソンデラックス」の人気舞台「くちづけ」が、劇団を主宰した脚本家で俳優の宅間孝行(42)によって小説化された。

 知的障害者の娘と、死を目前に控えた父の切ない愛情物語。2010年に上演され「舞台史上一番泣ける」と話題になり、小規模劇場での公演では異例の2万4000人を動員。5月25日には貫地谷しほり(27)主演の映画版も公開される。

 舞台化や映画化される小説は珍しくないが、今回は逆のケース。発行元の幻冬舎によると「舞台の小説化は極めて異例。通常のエンターテインメント作品の他メディア化と逆行する流れ」。脚本を手直ししたノベライズ本でなく、父と母の出会いなど新たな要素も盛り込み、登場人物の背景などが綿密に描かれた。脚本同様にテンポ良く、印象的なセリフが多い文体でつづられている。

 宅間は舞台版、映画版ともに、主人公に恋をする知的障害者役で出演。「ワンセットにこだわった舞台でやれなかったことを書いた。原作者、脚本家、役者として関われて幸せ」とコメント。フジテレビで放送中の「間違われちゃった男」(土曜後11・10)も東京セレソンの舞台をドラマ化したもので、注目されている。

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