ユーミン、熊川哲也ら20人に紫綬褒章

[ 2013年4月28日 06:00 ]

 政府は2013年春の褒章受章者を28日付で発表した。723人(うち女性194人)と24団体で、29日に発令される。芸術や学問で功績を残した人に贈られる紫綬褒章は、「ユーミン」の愛称で長年にわたりヒット曲を生んだシンガー・ソングライターの松任谷由実(59)、ダンサーの熊川哲也(41)ら20人(うち女性4人)が受章した。

 「ルージュの伝言」「守ってあげたい」「春よ、来い」など、1972年のデビュー以降数多くの名曲を発表したユーミン。「40年前、わたしは創作の道を歩き始めました。歌を作り、表現するという道です。今はその長い旅路の途中で、思いがけず“ここまでよく頑張りましたね”と声をかけていただいたような気持ち」と喜んだ。

 英ロイヤルバレエ団に東洋人として初入団、さらに最年少でソリストに昇格するなど活躍してきた熊川は、紫綬褒章受章者の中では圧倒的に若い41歳での受章。「若輩者なので、今後は受章に見合う活動をしなければ。僕を超えるスターを育てることが僕の野望」と笑顔を見せた。

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2013年4月28日のニュース