森光子さん記念館開館、赤木春恵「女優の一生に触れて」

[ 2013年4月28日 06:00 ]

記念館「森光子一座」の開館式でテープカットする赤木春恵(左から2人目)ら

 昨年11月に92歳で亡くなった女優森光子さんの遺品を展示する記念館「森光子一座」の開館式が27日、石川県加賀市山中温泉で開かれた。

 開館式で、女優の赤木春恵(89)は「深い絆のもとに付き合った誇らしい友人。訪れた人には女優としての一生に触れていただきたい」と感慨深そうに話した。森さんは約40年前、テレビドラマ「時間ですよ」などの撮影で山中温泉を訪問。地元商工会と交流を深め、昨年5月に「芸の遺産を管理してほしい」と会に要望していたという。記念館は約330平方メートルのスペースに代表作の「放浪記」や「おもろい女」の舞台を一部再現し、衣装や小道具など約2000点を順次入れ替えながら展示する。

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2013年4月28日のニュース