田端義夫さん「かえり船」大ヒット!63年紅白初出場

[ 2013年4月26日 06:00 ]

田端義夫さん死去

 田端さんは1919年(大8)1月1日、三重県松阪市に生まれた。大阪の鉄工所などに勤めていたが、アマチュア歌謡コンクールでの優勝をきっかけに39年に「島の船唄」でデビュー。海と船を主題にしたマドロス歌謡を得意とし、「かえり船」(46年)は180万枚の大ヒット。人気が落ちた時期もあったが62年発売の「島育ち」がヒットし復活。翌63年にNHK紅白歌合戦に初出場した。

 粗削りとも言える発声や泥臭さ、気さくな人柄で親しまれた。生涯現役歌手であるため新曲を出し続けることにこだわり、約1200曲をレコーディング。戦前から60年代にかけては喜劇や時代劇などの映画にも数多く出演、「月の出船」など主演作もある。

 ギターを愛し、少年時代はベニヤ板に木綿の糸を張った「イター」で練習。18歳の時にエレキギターを初めて見て「これは女の子にモテるやろうな」とギターを追究。デビュー当初は自作の電気ギターを使っていたが、54年に銀座でギターを購入して以降は、このギターを晩年まで修理して使ってきた。

 79年には米ラスベガスのスロットマシンで29万ドル(当時のレートで約6400万円)の大当たりを出して話題を呼んだ。

 後進育成にも尽力し、95年から8年間日本歌手協会会長を務め、03年から名誉会長。89年に勲四等瑞宝章を受章。

続きを表示

「美脚」特集記事

「純烈」特集記事

2013年4月26日のニュース