ニコ生のコメントが気になる加藤和樹「僕専用カメラが…」

[ 2013年3月13日 19:15 ]

ニコニコミュージカル第10弾「音楽劇 千本桜」公開リハーサルで熱演する石田晴香と加藤和樹(手前)

 歌手で俳優の加藤和樹(28)が主演するミュージカル「音楽劇 千本桜」が13日夜に東京・博品館劇場で開幕(24日まで)。加藤をはじめ、公開リハーサルを終えた出演者が取材に応じた。

 世界的な人気を誇るバーチャル・シンガー「初音ミク」が歌い、ネット上を中心に大ヒットとなった楽曲「千本桜」の世界を舞台化。今回はニコニコミュージカル第10弾として、ニコニコ動画でも有料で生中継され、この日の公開リハーサルも生配信された。

 主人公の「KAITO」こと青音海斗を演じる加藤は「リアルタイムの反応は見終わった後の感想とはまた違ったものだと思う。その時々の瞬間の表情だったりもより大きい画面で見られるのもいい」。実際にリハーサル中もコメントを見ながら演じていたといい、「合間に見ていたけど、僕専用カメラがどうだったのか、すごく気になって…一瞬たりとも気は抜けない」と照れ笑いを浮かべた。

 ヒロインを務める「初音ミク」から派生したキャラクター初音未来を演じる石田晴香(19)は「合間にコメントを見たりして、ここを改善しようとか思ったりした」。もともとニコニコ動画が大好きといい、「生放送もよく見ているんです。ライブは見たことあるんですけど、舞台はなくて。ニコ生でニコミュ…とにかく楽しみです」とニッコリ。

 「舞台を見に来ているとしゃべったりはできないので、ネットで見た人の心情を見られるのが一番私たちも研究材料になる。ここは面白いんだなとか、ここは反応がイマイチだったからって改善もできたりする。やりながら見て、楽しんでいる。毎回コメントが楽しみ」と無邪気に笑った市川美織(19)。そんな市川に岸祐二(42)はすかさず「あんまりコメントで変えちゃダメなんだよ!」と突っ込んでいた。

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