宮沢りえ 14年ぶり連ドラ主演 濃厚ラブシーンに自信「美しい」

[ 2013年3月5日 17:49 ]

NHK・BSプレミアムドラマ「神様のボート」初回完成試写会に出席した宮沢りえ(左)、藤木直人

 女優の宮沢りえ(39)が主演を務めるNHK・BSプレミアムドラマ「神様のボート」の初回完成試写会が5日、東京・渋谷の同局で行われた。

 脚本・演出を務めた源孝志氏のラブコールが実現し、14年ぶりとなる連続ドラマ主演。「宮沢りえが意中の女優だったので10年待って良かった」と源氏が明かすと、目頭を押さえた宮沢。極端に台詞が少ない本作の世界観を、繊細な演技で作り上げている。出演の決め手を聞かれると「監督が作品を愛してる。演じることだけに集中できる現場になるだろうなと思って受けました」。

 原作者は江國香織氏で、究極の愛を描いた壮絶な物語。宮沢演じる葉子は既婚者でありながら、藤木直人(40)演じる沢木と身を焦がす運命的な恋に落ちる。好きなシーンを聞かれると、悩んだ末に藤木との濃厚なラブシーンを挙げた。

 「羞恥心はちょっぴりあるので撮影中ドキドキはするんですけど、キレイに撮っていただいたな。素直にラブシーンが好きですね、美しかったと思います」。久しぶりの恋愛ドラマ出演で宮沢の相手役を務めた藤木は緊張もあったと明かし、「宮沢さんにリードしていただいて…」と笑顔で話した。

 ラブシーン撮影では、源氏は「照れがあると駄目。キレイに撮るから思いっきりやって」と指示したという。

 「神様のボート」は10日、17日、24日(日曜後10・00~10・50)に3週連続で放送される。

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