「書けるアイドル」AKB内田眞由美 次の目標は小説家デビュー

[ 2013年3月5日 11:54 ]

ペンを手に初小説の構想を練る“岩”内田眞由美

 内田眞由美(19)が初めてのフォトエッセー「岩にしみ入る“内田さん”の声」(新人物往来社)の発売を機に「書けるアイドル」を目標に掲げた。

 著書はコント番組から火がついたキャラクター「岩」の写真と自身の思いを率直につづったエッセーで構成。「岩」の格好での屋外撮影や大胆な水着姿などに目を奪われがちだが、同書担当者や事務所関係者は「テーマを伝えて書いてもらったところ、送られてきた文章は95%以上、直す必要がなかった」と、その文才に驚く。

 小さい頃、作文は得意でなく、国語の点数もそこそこだったが、小学3年から今まで書き続けている日記のおかげで文章力が向上したようだ。

 「なかなか、人に自分の気持ちを言えないので、日記に吐き出さないと眠れない。気持ちの整理のために書き始めたポエムも形にできてうれしい」

 著書の帯を書いてくれた秋元康氏(54)からも「君の頑張る姿をちゃんと見ている」などと長文のメールで祝福され「泣きました。後ろのほうで踊っている私も見てくれてると思った」とうれしそうに明かした。

 次の目標は小説家デビュー。昨年「ピンクとグレー」でデビューしたNEWSの加藤シゲアキ(25)らはいるが、念願がかなえば女性アイドルとしては異例だ。大好きな作家・石田衣良氏が加藤の小説の帯を書いていたことに触れ「うらやましかった。凄い私もやりたい!」と目を輝かせる。

 作詞家としてシングル作品の総売り上げが歴代1位になった秋元氏を尊敬し「私もそれを抜かすぐらいの気持ちで頑張ります」。異色のアイドル作家を目指し、創作意欲を燃やしている。

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2013年3月5日のニュース