意外な秘話告白 野口五郎「ロンドンブーツを流行させたのは僕」

[ 2012年11月6日 15:24 ]

第38回靴のめぐみ祭り市開催記念「第5回 シューズベストドレッサー賞」授賞式で、36年間履き続けているブーツを披露する野口五郎

 「第5回 シューズベストドレッサー賞」の授賞式が6日、都内で行われ、大賞台東区長賞を受賞した歌手の野口五郎(56)ら受賞者が登壇した。

 「(受賞には)びっくりしたんですが、靴にはこだわりがあるので、うれしい。人に言うこだわりではないけど、理解してもらえたのはうれしい」と喜んだ野口。「今から40年ほど前に日本中にロンドンブーツをはやらせたのは僕です。ロンドンに行く時にロンドンブーツを履いて行ったのも僕が初めてなんです」と意外な秘話を明かし、驚かせた。

 「36年前に、ラスベガスに行った時に日本でもできないものかと思って、日本で初めてディナーショーをやったのも僕です。その時に、白と黒のブーツを足形から図って、作ったんです。いまだに1時間以上のステージでは、36年間同じ靴を履いているんです。この靴だけでも5000回ぐらいは履いている」と36年もの間、ステージで同じ靴を履いていることも告白した。

 今でも美しく保っている愛用品を手に「他のも何回も作ってみたんですけど、ステージに立つ時はこれ以外はダメなんです。歌えないんです。これが壊れたら、僕の歌手人生がおしまいになります。大切にすれば長持ちします」と愛用の靴への思いを語った。

 同賞は24日から2日間、東京台東区の玉姫稲荷神社で催される「第38回靴のめぐみ祭り市」の開催を記念してのもので、日本製の革製品を幅広く伝えていくために、靴が最も似合う著名人に贈られる。野口のほかには、特別賞に人気モデルの舟山久美子(21)、女性部門に元モーニング娘。の吉澤ひとみ(27)、男性部門に歌手の前川紘毅(26)がそれぞれ受賞した。

 舟山は「本当に靴が好きなのでうれしい。2日連続では同じ靴を履かないようにしていますね」、前川も「男友だちと遊ぶ時は靴にこだわっていますね。黒のエナメルの靴はかっこつけてるなって時です」とそれぞれこだわりを披露した。

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2012年11月6日のニュース