同じ胸椎破裂骨折 葛城ユキがスギちゃんにエール「痛みを強さに」

[ 2012年10月17日 06:51 ]

大阪市北区のスポーツニッポン新聞社を訪れた葛城ユキ

 「ボヘミアン」のヒットで知られる“元祖ワイルドシンガー”葛城ユキ(63)がこのほど、大阪市北区のスポーツニッポン新聞社を訪問。番組収録中に重傷を負ったお笑い芸人・スギちゃん(39)にエールを送った。

 03年に葛城も番組収録中に事故を経験した。大砲から体ごと発射される「人間大砲」に挑戦。緩衝剤を浮かべたプールに向けて飛んだが、着地の際に底に体をぶつけ、第7胸椎粉砕骨折、第8胸椎を脱臼した。

 当時は引退も覚悟したそうで「体は1ミリも動かせない。痛みと熱で1カ月間はもうろうとしてた」と振り返った。だが驚異の回復力で翌年5月には復帰ライブを開いた。

 スギちゃんも第12胸椎破裂骨折とあって「まひがないのを祈った」。その時の経験を踏まえて「ケガの痛みに比べたら何でもできる。私も強くなった。スギちゃんも、これから芸能界の荒波を超える強さに変えて」とアドバイスした。

 現在、ライブ中心に活動する葛城はデビューして38年。25日にはベスト盤「WOULD YOU LIKE?」を発売。11月8日には大阪・ジャニスでライブを開く。

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2012年10月17日のニュース