若松孝二監督 タクシーにはねられ重傷

[ 2012年10月17日 06:00 ]

タクシーにはねられ重傷を負った若松孝二さん

 連合赤軍を題材とした映画などで知られる映画監督の若松孝二氏(76)が、東京都新宿区内でタクシーにはねられ重傷を負っていたことが16日、警視庁四谷署への取材で分かった。

 同署によると、若松監督は12日午後10時10分ごろ、新宿区内藤町の都道を横断しようとしたところ、タクシーにはねられ、頭や腰を強く打つ重傷を負った。現場は片側2車線の直線道路。横断歩道のない場所だったといい、同署が事故の原因を調べている。

 来年初春には最新作「千年の愉楽」を公開予定。若松プロダクション(東京都渋谷区)で対応した女性スタッフは「詳しい状況は聞いておりません。現段階で映画の公開予定に変更はありません」と話した。

 若松監督は08年、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」で、ベルリン国際映画祭の最優秀アジア映画賞などを受賞。故三島由紀夫氏を題材とした作品も製作している。

続きを表示

2012年10月17日のニュース