大山克巳さんが死去 時代劇などで活躍「水戸黄門」も出演

[ 2012年10月11日 06:00 ]

9日に死去した大山克巳さん

 劇団「新国劇」をはじめ舞台、テレビの時代劇などで活躍した俳優の大山克巳(おおやま・かつみ、本名和彦=かずひこ)さんが9日午前2時15分、再生不良性貧血のため東京都新宿区の病院で死去した。82歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は長男秀彦(ひでひこ)氏。

 1946年、辰巳柳太郎さんの立ち回りに憧れて、新国劇に入団。端役からスタートして殺陣の名手として知られた。「大山勝巳」の芸名でも活動。「国定忠治などで主役を務め、辰巳さん、島田正吾さんに次ぐ劇団の看板俳優として期待を集めた。新国劇倒産後、フリーとなり、TBS「水戸黄門」や舞台の時代劇などに出演した。

続きを表示

2012年10月11日のニュース