40周年の矢沢永吉「俺はステージで死ぬよ 悔いはない」

[ 2012年7月26日 07:15 ]

身振り手振りで、40周年記念ライブへの意気込みを語る矢沢永吉

 ロック界のスーパースター矢沢永吉(62)がデビュー40周年記念公演を9月1日に日産スタジアム(横浜市)で開催する。

 スポニチのインタビューに「俺はステージで死ぬ」と宣言。8月1日には意味深なタイトルのアルバム「Last Song」を発売。「ヤザワの“マイ・ウェイ”ができた。好きなことをマジでやってきた人生。悔いはない」と明かした。伝説のバンド「キャロル」でデビューしてから40年。矢沢が意味深なタイトルのアルバムを作ってきた。

 表題曲「Last Song」は、矢沢をトップスターにした名曲「時間よ止まれ」(78年発表)の作詞家山川啓介氏(67)との21年ぶりの共作。イメージしたのはフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」だ。

 「最後の11曲目をこのタイトルにしようと決めていて、頼むなら山川さんだなと。バラードのいい曲できたんでって電話したら“謹んで書かせていただきます”と即答してくれました」

 ♪少年のおれが 今のおれに叫ぶ 旅を続けろと まだ歌えない My Last Song――の歌詞に「ヤザワを思う気持ちが入っているのを感じてね。歌入れの後ホロッときたよ。ずっと応援してくれてきたんだ。うれしかったね」。

 意味深なタイトルは「昔の俺なら付けなかったし、今までこんな気持ちになったことはなかった」という。「この40年を振り返った時、おまえホント好きなことをマジでやってきたなって。マジで悔いないと、そう思った」。山川氏が歌詞に込めたように「絶対またCD出すよ」と笑ったが、ある種の“悟り”に至ったのは間違いない。

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2012年7月26日のニュース